ジーコはチャンスを与えているのか?(サッカーコラム)
W杯予選、シンガポール戦のメンバーが発表された。既にマスコミが報道していたように8人の選手が落選した。この落選自体は仕方ないと思う。代表選手にはある程度の制約も出てくるものだ。トルシエとは違ったジーコの考えも判る。
しかし、ジーコは本当にチャンスを与えているのだろうか?依然としてヨーロッパ組中心としたメンバーとなっている。練習でも試合でもレギュラー組とサブ組を明確に分けている。ほとんど交代を使わない。正確に言うと使えない。自分で使えなくしているとしか思えない。
「チャンスは誰にでもある」というようなことを就任直後に発言していたと記憶しているが、実際にはヨーロッパ組頼りのメンバーでは誰が監督をやっても同じだろう。長期的に日本サッカーが発展するためには逆にヨーロッパ組を使わないことが最優先課題ではないだろうか?競争させてチャンスはあることを外野からもわかるようにしないと選手のモチベーションも下がってしまう。「どうせヨーロッパ組が戻って来たら。。。」と選手が考えてしまうのも仕方ない。
落選した選手はほとんどがサブ組である。その選手達が「どうせ俺なんか。。。」と愚痴っていたとしたら大問題である。五輪予選のような短期決戦というのは稀なことだが、W杯予選は長い。それを乗り切るには控え組のレベルアップが必須である。そのオプションを数多く持てるように準備できるか?ジーコには無理だと断言できる。誰がネコの首に鈴をつけるかがこれからの問題だろう。
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