[sports] コーチングとは?
最近続けて2冊読んだ。「コーチ論」と「ナンバの身体論」だ。
前册は野球の旧態然としたコーチングに対する警鐘、後册は身体の使い方についてに書かれている。この2つを読んで自分の小学校時代のホームランを思い出した。
そのホームランについてちょっと説明します。
当時、私は小学校6年生。町内会単位でチームがあって、小学校でリーグ戦のようによく試合をしていた。相手は学年一の投手M君のいる隣町のチーム。その試合もM君が投げていた。M君が投げるとほとんど点を取ることは出来ず、その試合も序盤に先制されていた。私はチームでは5番ショート。その頃のチームは守備練習は徹底していたが、打撃に関しては教えられたという記憶はなかった。私の得意なコースは外角低め。ここの球を踏み込んで左中間方向に引っ張るのが理想だった。
ホームランの場面は4ー0ぐらいで負けていた4回ぐらい、ランナーが一人いるところで回って来た。M君にとってセーフティリードの点差ということもあって、8〜9割方の力で投げていた。そのおかげでコントロールがよく、我がチームは凡打を繰り返していた。カウントは確か1ー1。3球目が得意な外角低めに来た。普通の人ならボール球で見送るのを、私はストライクゾーン、身体は反応していた。ジャストミート! ボールはレフト上方へ。ランニングホームランだった。M君がホームランを打たれるのを見たことが無かったのに、自分が打つとは信じられなかった。その次の打順ではM君がマジで投げてきた。容赦なく全部ストレート。私も真っ向勝負したが、空振りの三振。悔しかったが、学校一のM君をマジにさせたことが嬉しかったのは覚えている。
ホームランの感触は忘れたが、身体の反応はいまだに覚えている。私は右バッター。左足を踏み込んで、右の骨盤を入れるようにして、あまり身体をねじらずにバットを振っていた。骨盤を軸に上半身を板のようにねじっていなかった。よく言われる左肩に壁を作るような動きは全くしていない。軸は肩ではなく背骨だった。ものすごく飛んでいったのは腰の力だったのか、と今頃になって判った。
2つの本を読んで当時の思い出が突然よみがえってきたのです。
長島さんが監督を退いたあと、春期キャンプでどこかのチームの練習を見ているときにある選手に向かって骨盤をひねる仕草をしながら「パンっと腰で打つ」のようなことを説明していたことを見たことがある。おそらく長島さんは腰を使うことを伝えたかったのだと思う。
文章が下手なので伝えたいことが説明できていないと思いますが、常識的なコーチングが実は選手をダメにしてい
るということが言いたいのです。選手は心肺能力、筋力、体格などバラバラです。画一的な練習ではある程度伸びても、あるレベルから上は個人個人に合ったコーチングが必要だと思います。時間的な都合で難しいのはわかりますが、押し付けではなく、選手自身が自主的に考え、上を目指すようにする。この助けをするのが本当のコーチングだというように思います。コーチングというのはスポーツだけでなく仕事、会社の中でも使えるものだと最近思うようになっています。頭でわかっていても実行できていない自分が歯がゆく思っています。


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