9月3日から5日まで相模原グリーンプールで日本学生選手権が大盛況のまま終わった。日本記録はオリンピックメダリストではなく、代表を逃した細川(中央大)が100m自由形で達成。2位が代表の奥村(近畿大)。49秒台には届かなかったが、日本選手権(6位)の無念を晴らしたように思った。運よく私はその場を目撃することが出来た。
「男子100m自由形は細川が2連覇 競泳日本学生選手権(asahi.com)」
水泳のオリンピック選考については、事前にタイムが発表されて混乱はなかったが、エントリーした種目について異議を唱える人がいるのではないだろうか? 例えば、100m自由形。奥村選手は唯一出場した。しかし彼は日本選手権は50秒95で5位。派遣標準記録2の49秒31のみならず、参加標準記録Aの49秒66という選考基準を満たしていない。確かに1人であれば出場出来る。これでいいのか?
別の種目でタイムを突破すればいいのか?という議論が成り立つ。100m、200mのダブルエントリーはよくあるが、どちらかで突破すればOKとなると、おかしくなる。メドレーリレーのメンバーなら100mで優勝した櫻井選手(東京SC)ではないか。5位の奥村選手がフリーリレーのメンバーならわかる。が、5位の選手がメドレーリレーのメンバーになるのはどう考えてもおかしい。他の3種目は全員1位。最強メンバーを組むのなら1位の櫻井選手に権利があるはずだ。メドレーリレーで3位に入って選手、国民みんなが喜んでいるが、奥村選手は納得していないと思う。ましてや日本選手権で奥村選手より上位だった選手は悔しいと思う。
同じように女子50mについても優勝した萩原(山梨学院大学院)は優勝25秒62でしながらも派遣標準25秒07を突破できずに出場できなかった。この種目の参加標準記録Aは25秒64なので彼女はエントリーする権利はあった。しかも100mは2位だったのでリレーメンバーで行っても問題なかったと思う。
何が問題かというと、短距離自由形については、男女とも1人しか出場しなかったことだ。二人いれば調子のいい選手が使える。一人だとオプションがない。女子800mで金メダルをとった柴田選手は大会前は下馬評にあがっていなかった。しかしピークがはまって見事な記録で優勝した。日本選手権でブッチ切った山田選手は決勝に残れなかった。奥村選手がメドレーリレーで3位でゴールしたが、もしボロまけしていたら、なんで彼が出たのだ?ということになったと思う。
オリンピック出場については参加標準記録Aを突破していればOKだと私は考えている。北島、山本などのメダリストは前回のオリンピック出場経験が少なからず影響していると思う。世界に伍することだけを考えるのではなく、オリンピックも経験の一つ(チャンス)と考えているからだ。
一部のメダリストのおかげで成功したように思われている水泳については、日本水連は2つの大きなミスをおかしたと私は思っている。
1.派遣標準記録を突破した選手は突破した種目だけに出場する。
2.リレーメンバーはオプションを考慮する。
(3.派遣標準記録=参加標準記録Aとする)
このミスを次回以降修正しないと、おおきなチャンスを潰すことにもなりかねないと思う。スタート台に立つチャンスのある選手の可能性を潰すことはやめてほしいと思う。
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