[football] 祝・野洲高校、高校サッカー制覇
「柔よく剛を制す」
第84回全国高校サッカー選手権大会で滋賀県代表の県立野洲高校が優勝した。テクニック重視のサッカーが見事に花開いた。
前半、野洲高校が先制したが、ボールポゼッションは鹿実が上回っていた。それでも野洲はボールをつなぐサッカーに徹した。後半の時間が経過するにつれて、45分ハーフのおかげで体力に上回る鹿実が攻勢になった。後半34分に同点に追い付いたときに野洲は万事休すと思った。後半34分、公式時間は79分。40分ハーフなら逃げ切っていたかもしれない、とも思った。
延長に入って、野洲は防戦一方。しかし、単純にクリアするだけのではなく、自陣からパスをつないで攻めようとしていた。そのサッカーが延長後半7分に実を結んだ。途中出場の瀧川選手が勝ち越しゴール。ペナルティエリアに入るときの一瞬の溜めがポイントだった。高校サッカー選手権の勝ち進んだ試合で、このようなプレーは記憶にない。普通なら、ゴールが見えればシュート。外れてもゴールキックになれば良しというシーンだ。山本監督は日頃からクリエイティブなサッカーを重視。そのサッカーが最後に実を結んだ。
滋賀県のサッカーというと、松田保監督(守山高、守山北高)が全国で伍するチームを作りはじめたことから始まったと思う。滋賀県代表の野洲高校が優勝したことは本当にうれしい。それ以上に喜ばしいことが、クリエイティブなサッカーが優勝したことだ。
鹿実もいいサッカーをしていた。が、野洲高校のサッカーと比べると、汚いファウルが目についた。高校サッカーではもっとクリーンなサッカーをしてもらいたい。プレッシャーをかけることとファウルで止めるということは違う。ファウルで止めるのは勝負を捨てている。プロなら仕方ないと思う。が、アマチュアは違う。
基礎体力をつけることは必須だが、テクニック、判断力、想像力を磨いてもらいたい。SAQトレーニングにもっと時間をかけて欲しいと思うのは私だけだろうか。
- S:スピード
- A:アジリティ(俊敏性)
- Q:クイックネス
高校サッカーで山本監督のようなクリエイティブなサッカーを目指す志の高い指導者が増えることを切に願う。
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