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July 02, 2006

[World Cup ™ Germany] フランス vs ブラジル(7月1日)

W杯11連勝中の前回優勝国ブラジルと、2大会前の優勝国フランスの対戦は準決勝ではもったいないカードとなった。

フランスはグループリーグでは苦労したが、決勝トーナメントに入って、スペインを後半突き放し、ジダンの調子が上向き、ようやく輝きを取り戻した。ぜひともジダンの現役最後の大会に花を添えたいところだ。

BRAZIL - FRANCE

ブラジルはロナウド(RONALDO)が1トップ、ロナウジーニョ(RONALDINHO)が今までよりも前め1.5列目、ジュニーニョ・フェルカンブカーノ(JUNINHO PERNAMBUCANO)がMFに入った。いつもと違う布陣がどうか?

前半は中盤の競り合いが厳しく、なかなかシュートまでいかない。ブラジルは相変わらずロナウド(RONALDO)の運動量が乏しくチャンスがない。運動量の無い1トップはどんなチームでも厳しい。1トップならアドリアーノ(ADRIANO)だろう。

フランスは前半15分過ぎからボール支配率が高かった。が、ブラジルはしっかり引いて守り、アンリ1トップだけでは数的有利な場面が作れない。でもフランスは、ジダン(ZIDANE)、ビエラ(VIEIRA)、マケレレ(MAKELELE)の中盤でボールをキープできる。しっかりブラジルが守るとなかなかシュートチャンスが無いが、ポストプレーではマークが甘くなるので、得点があるとしたら、CKやFKからだろう。

前半ロスタイムにフランスがゴール前でFKのチャンスを作ったのが最大の山場だった。が、なんとか壁がクリアして、スコアレスのまま前半終了。アルゼンチン対ドイツ戦のような引いただけの試合ではなく、緊張感がある内容は面白い。

後半に入ってもボール支配率はフランス。
後半12分、フランスの左サイドのFK、ジダン(ZIDANE)がファーポスト側に上げたところに、アンリ(HENRY)がフリーで抜け出し、ジダ(DIDA)の肩越し、ゴールネットにボールを蹴り込んだ。フランス先制!

先制されたブラジルは選手交代をはじめる。後半18分にジュニィーニョ(JUNINHO)を下げ、アドリアーノ(ADRIANO)を投入。ようやく2トップ。31分にそしてカフー(CAFU)を下げ、シシーニョ(CICINHO)を投入。34分に、カカ(KAKA)を下げてロビーニョ(ROBINHO)を投入。3トップとなった。

対してフランスは引いて守るというわけではない。少ないながらもリベリー(RIBERY)、アンリ(HENRY)が前線でボールをキープする。カウンターでチャンスを作る。

後半43分、ゴール前でロナウド(RONALDO)がダイビング気味でファールをもらう。ロナウジーニョ(RONALDINHO)のFKはバルデス(BARTHEZ)は見送ったボールは無情にもバーの上を超える。

ロスタイムは3分。後半45分にロナウド(RONALDO)が強烈なシュート。バルデスが弾いてクリア。続けて、シシーニョ(CICINHO)のセンタリングはゴール前を横切る。ゼ・ロベルト(ZE ROBERTO)の足が数センチ長ければ、という場面だった。

結局、アンリの1点を守りきったフランスがブラジルの連覇を阻んだ。フランスとの敗戦の後から始まったブラジルの連勝記録は、フランスが阻止。ベスト4に南米勢が残らないこととなった。

ペレイラ監督は結果としてロナウドと心中したこととなった。ドメネク監督のディフェンス中心のチーム作りがこの大舞台で実を結んだ。普段通りの布陣で試合をしたフランスが勝利したのは決してまぐれではないだろう。Man of the matchはジダン。これは異論は少ないだろう。フランスが優勝したら、ジダンの引退は格好良すぎる。でも彼には似合う。少なくともあと2試合は彼の勇姿が見れると思うと、ワクワクする。

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