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May 28, 2007

[競馬] 女傑ウォッカ・ダービー制覇

昨日のダービーは、晴天の東京競馬場で17頭の牡馬と1頭の牝馬の18頭でレースを迎えた。

私の予想は、皐月賞3着のフサイチホウオーvs桜花賞2着のウォッカ。いずれのレースも本命◎にした馬だ。
レースの内容はFホウオーは負けて強しの内容。対してウォッカは、勝ち馬に並ぶことも出来ずに完敗。しかしレースまでの過程で、角居調教師は控えめな調教だったとのこと。2月のエルフィンSの内容から牝馬離れしていることを感じていた私は、ダービーにチャレンジした時点で、応援の意味を込めて対抗以上の印をつけることに決めていた。

しかし、ウォッカに本命をつける勇気がなかった。単勝馬券(ほぼ記念馬券)を買わなかったことが悔やまれる。

本場場入場後のFホウオーの入れ込みは激しかった。レース2時間前に馬券を買っていたので、これで勝ったらスゴイ馬だなと思って開き直っていた。
対するウォッカは落ち着いていた。馬体は、腹が巻き上がり気味でギリギリの感じ。薄い皮膚の下の筋肉が画面越しにもよく判った。何より落ち着きが良かった。サラブレッドは頭が良いのでレースが近いのを感じて、馬体とともにテンションも上がっていくものだ。一言に馬を仕上げるといっても、3歳春のこの時期にテンションを上げずにレースを迎えられるのは難しい。

Fホウオーがこの調子なら、ウォッカのほうに期待を込めない訳はなかった。

レースは皐月賞馬ヴィクトリーの出足がつかず、スタート直後はほとんど最後方。展開予想をしていた人、大方の予想に反する馬順で1コーナーへ入っていった。2コーナーからヴィクトリーが掛かって上がっていき、バックストレッチでFホウオーも掛かっていた。これは荒れそうな予感。

4コーナーをアサクサキングスが先頭で回って、ジョッキーの手が激しく動き出す。ヴィクトリーはズルズルと交替。
馬群がバラけたところを、ウォッカが敢然と先頭に踊り出た。まさかとは思ったが思わず
「すげー、行け~」
と叫んだ。その後は17頭の牡馬を引き離して、3馬身差の圧勝。

レース後の記録を見ると、ウォッカは全18頭の中で上がり3Fが最速の33.0秒。記録も凄いが内容はもっと凄かった。父タニノギムレットと同じ3番枠での優勝。初めての父娘でダービー制覇。本当に見事な優勝でした。

角居調教師は凱旋門賞を視野に入れて、既に登録も済ませているとのこと。Number誌にディープインパクトが敗れたときに3歳馬のハンデ差が大きいので、挑戦するなら3歳馬で、と思っていたとのこと。ぜひとも凱旋門賞で走ってもらいたいと思う。

ダービーを数字でレビューしてみる。G1の週の月曜日にJRAが発表するプレレーティングが意外に参考になる。このレーティングは国際標準の流れの一つ。数字はハンディキャッパーの視点によるものが大きく、過去のレースから数字が導き出されている。ダービーのレーティングをウォッカの数字を補正すると、18頭の数値は以下となる。

第74回日本ダービー・プレレーティング
114:ヴィクトリー(9)
113:フサイチホウオー(7)
112:ウオッカ(1)
111:
110:アドマイヤオーラ(3)
109:ローレルゲレイロ(13)
108:
107:ナムラマース(8)
106:ドリームジャーニー(5)
105:アサクサキングス(2)、フライングアップル(10)、ヒラボクロイヤル(16)
104:
103:ゴールデンダリア(6)、トーセンマーチ(14)、ゴールドアグリ(17)、タスカータソルテ(11)
102:フィニステール(15)、マイネルフォーグ(12)
101:
100:プラテアード(18)
※()内の数字はレースの着順。

レーティングトップのヴィクトリーから10以上数字の離れている103以下の馬に注目してみる。数字はポンド表示なので、10lb.=4.5kg。私は10以上離れている馬は勝負にならないと思っている。実際にゴールデンダリアが6着に善戦した以外は7頭中6頭が二桁着順。かなり信憑性の高い数字だと言える。
レーティング上位で着順を下げた馬は、ヴィクトリーは出遅れ、フサイチホウオーは入れ込みなど理由がはっきりしている。ローレルゲレイロの数字もNHKマイルCの数字で、Intermediate以上の数字ではない。後付のような理由もあるが、この数字はかなり正確なのではないかと思う。

このレーティングの活用方法は、数字の低い馬を狙うよりも、人気の少ない高いレーティングの馬をチェックすることだろう。

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May 02, 2007

[baseball] 裏金問題から高校野球特待生問題へ

プロ野球の裏金問題で思わぬ余波。毎日のようにニュースになっている高校野球のこと。

特待生制度がダメということは判る。高校野球連盟(高野連)が知らなかったというのは、おかしな話で、何十年も前からその制度は存在していた。今まで放置しておいて、突然ダメというのはおかしい。

調査をすることに対しては必要なこと。その調査結果をもって、どうするべきかを議論すべきで、今更杓子定規でダメというのは大人気ないと思う。私立は優秀な選手を獲得するために、あの手この手で引き抜きを行っているのは周知の事実。野球だけダメとなると、野球の強豪私立高校は一気に減るだろう。簡単に言ってしまえば、優秀な選手は多少安くても入れて、その他の学生から正規料金を徴収していれば、学校としては運営できる。地方の私立高校の地元からの進学率が低い学校はいくらでもあるし、いくつかのそういう学校が甲子園の常連校になっている。

朝の番組でデイブ・スペクターが「アメリカ大リーグのドーピングのときのように、一旦チャラにして、今後のルール作りをすべき」と言っていたが、私も彼の意見に賛成だ。デイブもたまにはまともなことを言うものだ。

春の大会は辞退する学校もあれば、特待生だけを出場させない学校もある。これこそおかしな話だ。少なくとも今の状態は、高校野球を退化させてしまう。特待生制度の良し悪しの議論は別として、これからどうすべきかを議論すべきで、いきなり処分というのは時期早尚かと思う。

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